かつて鎌倉にあった松竹大船撮影所が生んだ名作や、活躍した女優らの魅力を伝える企画展「昭和を彩る女優たち 松竹大船撮影所物語」 in 鎌倉市川喜多映画記念館
でもって、今年は1920年に松竹キネマが発足して100周年ってことで、映画ポスターやゆかりの品々、名画上映会などから、松竹映画の魅力を再発見できるみたいですぞ。でで、世界に輸出できる日本映画を目指した松竹キネマってことみたいなんですけど、大船撮影所は無声映画からの転換期だった1936年、「発声映画の製作に適した静かな地に」と開設され、2000年の閉鎖まで、小津安二郎巨匠や木下恵介巨匠ら名監督が数多くの名作を生み出し、岡田茉莉子巨匠や岩下志麻巨匠、倍賞千恵子巨匠らスター女優が輩出されたってことですぞ。ででで、会場では、映画が娯楽として広く親しまれた昭和時代を振り返る資料計約100点が展示され、日本初の総天然色(カラー)映画「カルメン故郷に帰る」(木下恵介監督)や、東京大空襲の夜に出会い、再会を求めるも擦れ違う男女を描いた「君の名は」(大庭秀雄監督)などのポスターが並び、小津監督愛用の三脚や椅子、絵コンテなども間近で見られるほか、撮影所正門や旧日本軍関係者らによる撮影所見学の様子の写真などもあるんだって。いやはや、「モアー・ベター」ってことで、「映画って本当にいいもんですね」ということで、「あなたのハートには何が残りましたか?」かな?
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