この秋に国登録有形文化財になった旧内野醤油店の一角にカフェがオープン
でもって、そもそもこのお店、1903年に開業し、長年、地元の大豆を使ったしょうゆを販売していたそうなんですけど、大手企業には勝てなく、追い打ちをかけたのが1980年の伊豆半島東方沖地震。しょうゆの麹(こうじ)菌をつくる保温室の一部が倒壊したことから同年に廃業しちゃったってことなんだと。でで、まあ、いろいろあって、今年7月に国の文化審議会が文科相に登録有形文化財にするよう答申した建造物244件のうちの一つってことで、土蔵造りの店舗部の外壁上方にはなまこ壁が使われ、店舗入り口はアーチ型となってて、内部も上質な座敷があるってことですな。 ででで、先月開店したカフェは、旧住居1階にある8畳の茶室を利用し、趣ある店内の雰囲気を崩さず、改装は台所の一部にとどめたってことで、座布団に座る客席は10~12席で、抹茶や足柄茶、コーヒー、地元で販売されている和菓子も楽しめるんだって。疲れをいやしてくれますな!ちなみに、お店の名前は昔販売していた「武功醤油」にちなみ、「武功庵」ってことでーす!そこが「みそ」なんですな。
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