「相模川最後の舟大工」といわれた亡父の直伝の技術を継承!
相模原市で建築業を営むおじいさんなんですけど、現在、相模川流域で川舟を造れるのは、そのおじいさんのみで、注文も年に2・3件ほどなんだって。でもって、図面などはなく、目に焼き付いた生前のそのおじいさんのお父さん?、そりゃぁ、ずいぶん古いですな、の仕事ぶりを思い出しながら、樹齢100年を超えるスギ材を削ってんだと。鰹節のようにはいきませんからなあ。でで、先代は、1991年に90歳で亡くなったそうなんですけど、明治生まれのその先代の亡父、数少ない川舟大工として人気で、関東近郊から注文や修理を受けてたそうですぞ。ででで、全長6メートル、底幅75センチ、高さ50センチのアユの友釣り用の川舟を現在製作中ってことで、腐らないためにスギの赤身と呼ばれる部分を使ってんだと。「トロ」じゃだめなんですかな?が、さおを使ってきちんと舟を扱える注文者に限り、製造を請け負ってくれんそうで、まさに国宝者!
| 固定リンク
コメント